コペンハーゲン空港から電車で約3時間半、オーフスに到着しました。
デンマーク第二の都市でありながら、人口はたったの33万人。
この「2番目に大きな小さい町」が、僕は大好きでたまらないのです。

2016年にもらって捨てられずにずっと取っておいたオーフスのマップ。
黄色く塗られた道が歩行者天国で、車を気にせずお店を楽しむエリアになっています。

オーフスのマップ

町の中には虹色のアーチが目印のARoS美術館、年代別に昔の街並みや暮らしをそのまま再現したDen Gamle By野外博物館をはじめとして幾つかの芸術施設が並び、自転車で10分も走れば緑豊かな自然エリアに出ることもできます。

とにかく「外に出たくなる町」で、毎日のように出歩いていたなあと、今日もまた歩行者天国を一回りしながら当時を懐かしみました。

2016年当時と流石にそこまで変わっていないですが、2つ気づいたことがありました。

1つはEVが増えたこと。10台に1台とは言わないけれど、見渡せば探さなくても目につくぐらいの数はありそうです。やはりテスラ強し。

といっても欧州の他の地域と比べたら、普及はかなりゆっくりな方のようです。オーフスは各戸・各集合住宅に駐車場があるような街並みではなく、道路の脇に駐車スペースがありそこに車が並ぶような形になっています。

オーフスの住宅エリア

EVは自宅充電が基本なので(逆にそれができれば毎回スタート時に数百km走行できる状態になっている)、オーフスの現状ではなるほど確かに厳しそう。

「みんな充電どうしてるの?」と聞いたところ、オーフスでEVに買い替えたのは職場に充電スタンドがある人がほとんどじゃないかな、とのことでした。確かにそれならなんとかなるのか。

今後は道路上にどんどん充電設備が整備されていくのか、詳しいところは分かりませんがオーフスでもこの現状は問題視されていて、今盛んに議論が行われているところなんだそうです。

さて、2つ目に気づいたのは、こちら正直かなり痛手だったのですが、クレジットカードの「コンタクトレス決済(タッチ決済)」が増えていたこと。

前にデンマークにいたときはほぼ全部クレジットカード決済で、現金は全くと言っていいほど使わなかったので、今回は現金を用意せずにきました。

ところがただのクレジットカードではダメで、いわゆるタッチ決済でないと受け入れられないお店が増えているようなのです。前は普通にスキャン読み取りだったはず…。

カードにウェーブ型のマークがついているものがタッチ決済対応なのですが、僕が持っているクレジットカードはどれも非対応でした。これ結構まずいのでは?笑

ウェーブマークがついたタッチ決済対応のカード

幸い会社のクレジットカードはタッチ決済対応なので、仕事上の出費は全く問題ないのですが、私用の出費が悩ましいです。とりあえずタッチ決済必須のお店の割合がどれくらいなのか様子を見て、ATMからおろす現金の額を考えようと思います。一応国際キャッシュカードは持っているので、完全に詰んではないです。多分。

さて、現在朝7時。今日は今お世話になっている人たちがボートツアーと野外オペラコンサートに連れて行ってくれるそうです。vol.3はその内容になるのか、はたまた別のお話か…。書きたいことは山盛りです。

乞うご期待!